親の小さな苦悩
2005年9月20日僕の留守中の出来事。
パパんちで友郎(小5)がテレビを見てた際、Ipod nanoのCMを見て、パパに「これは何をするもんなんだ?」と聞かれた友郎は軽く説明をして「これ欲しいねん。」と一言付け加えた。それを聞いたパパは「それじゃあ、明日買いに行こうっ。」妻はもちろん慌てて反対したらしいが、既に「買ってあげたい人」と「買ってもらいたい人」の1セットが出来上がってるのだから、そんな小言にいちいち耳を貸すはずもない。
こんなことになってるのだが「どう思う?」との相談メールが来た。もちろん反対。ゲーム慣れした小学生にはIpod自体の操作は難なくできるだろうが、曲をダウンロードしたり、CDからコピーしたり、そんなに簡単なことではないし、なによりそんな高価なものを小学生が持ってていいわけがない。「Ipodだけじゃ何もできないからダメだって、説明して。」とメールを返した。
次の日、妻に電話をしてみると、「パパママ子供たち4人で連れだって出かけて予約してきたよ、、ケースまで買ってきたよ、、友郎が4GBの黒、ひなた(小1)が2GBの白だって、、」「は〜〜〜??ダメって言ったじゃなーいっ、、ちゃんと説明したの??」「言っても聞かないし、、お義父さんに強く言えないでしょー!、、」「そりゃそうだ。」
まったく、困ったじじばばだ。プレステ2のときもそうだった。「ゲームはダメ」って、僕が念押ししてても孫のうれしい顔見たさで買ってしまうのだ。
さて、予約してきちゃったなら仕方ない。。と、聞いた時は思ったのだけど、1日考えてみて、やっぱりどうにも納得がいかない。
大人でも買うのに悩むような高価な物を操作もおぼつかない小学生が簡単に手に入れていいのか??持ってていいのか??
しかし、いいも悪いもそのことで幸せな気分な人たちが4人いることは確かだ。
真剣に考えてたら眠れなくなってきた。
結局キャンセルさせるべく、ただ「ダメ」ってだけでは納得するはずもないので、なんとか理由を並べたてて妻にメールをした。
1:自分で曲を入れられない
2:曲のダウンロードに金がかかる
3:自分でできたとしても、PCが古いのでアプリが対応してない
4:高価すぎる。例えばデュエルマスターズカード事件(友達に黙って抜き取られた)の時のように友達に持っていかれたらどうするの?
5:Appleの初期ロットは不具合が多い上にサポートは最悪。自分で対応できるのか?
6:充電池の交換に1.5万もかかる事は知ってるのか?
なんとか自分からあきらめさせなければならないから、無理矢理のこじつけである。
半日経っても返事がないので、電話をしてみた。
「できる。ほしい。」の一点張りでどうにもならないらしい。
そりゃそうだ。。大人だって、「欲しい」ってだけで無駄な買い物をするんだから、子供にどんな理由を並べたてようが、買ってやるって言ってるものを拒否する理由なんて何ひとつない。
こうなったら、最後の手段。嫌だけど、もう脅すしかない。
友郎に電話を交代させて、直接話すことに。
「どうしても欲しいって言うなら、以降3年間、誕生日、クリスマス、お年玉、一切何もあげないから。これからずーっと、おじいちゃんにもらいなさい。お父さんはもう知らないから。」
嫌な大人だ。。こういう事がある度に心の中でモヤモヤする。
『自分はどうなんだ?。。無駄な買い物してるじゃない。いらないものいくつも買ってるじゃない。子供の頃、欲しいものを買ってもらえなくて、泣いてたじゃない。』
結局、脅しの効果でやっとあきらめて、キャンセルすることになった。
パパも「使えないなら仕方ないな。」と納得した。
さて、本当にこれで良かったのか、、僕が反対さえしなきゃ4人の人たちは幸せ気分だっただろうに。。それに、本当のところ自分でもどうして「ダメ」なのかもよくわかってないのだ。苦労しなきゃ高価な物は手に入らないことなんて大人になったら自然にわかることだろうし、むしろ音楽を聴くことは悪いことではない。
子供が大きくなってくると、こういった小事件がしょっちゅうおこる。
その度に、どれが「正解」かわからず、自分の出した答えにウダウダと悩んでしまう。
気持ちの整理がつかなくて、こんなとこにダラダラと書いてしまいました。すいません。
Posted by tos
