富士登山2回目
2008年8月10日
楽しみにしていた富士山。今年も行ってきました。
たった2回目というのに準備したのは前日の夜。
エアもザックも雨具も全部去年のがそのままあるし。
先日のフジロックで大雨を乗り越えた記憶も新しい。
気分だけはすっかりエキスパートな初心者クライマー。
こんな意気込みだけで前のめりな私に文句一ついわずおつきあいくださる年下の友人達3人といっしょに。
いつもありがとう。
新幹線で三島に出て、東海道線で富士へ。見延線で富士宮へ。そこからバスで登山口。
去年の河口湖口からみるとほぼ逆側からのトライです。
5合目はすでに涼しくて霧も立ちこめ、簡単な食事をしつつ高度に体を慣らすために時間をやりすごしていると、次第にネズミ色の空。
雷鳴。突然の雨。降っては止み、青空が見えてまた雷鳴…
「降ったり止んだりなんだね。」
というわけで長袖に着替え、カッパを着込んでザックカバーをかけて完全防備で出発。
すずしいとはいえ登り始めるとすぐに汗ばむかんじ。
が、しばらくすると猛烈な雷鳴と目がくらむような雷の大きな閃光。
そしてあたると痛いくらいの大粒の雨。
フジロックでもこんなことはあるし。
また止むだろうと思いつつ前に進んで行くとそれがみぞれになり…
そういえば蒸し暑い感じはとうに感じられなくなっていました。
ちょっと冷えてきたな、と思った頃、それがいきなり大量の雹になって降ってきました…。
大きさはパチンコ玉のちょっと大きめくらい。雹って白いんだ…。
隠れる場所などないので痛い、痛い。
慣れてくるとだんだん頭皮マッサージみたいな気持ちにもなってくるのですが、さすがに身の危険を感じはじめました。
脇をみると同行の友人のウェアが浸水して色が変わっています。
びっしょり。
とっさに思い出したフジロックの最初の年。
大雨のなかビーサン+タンクトップ+コンビニの500円レインコートで死ぬ様な思いをしました。
あのときは気温7度。雨。いまは雹です。気温はもっと低いはず。
声をかけて次の山小屋についたらちょっと休んで様子をみよう、とそのまましばらく進んではみましたが…状況はひどくなるばかり。
降ったり止んだりなんてとても望めそうもありません。
みんなで相談してここは下山しよう、と決断。
「また気分よく登れるときに出直そうね。」
こういう決断ができる友人たちと登れる私は恵まれています。
なんだかんだで数時間かけて登って来た距離。かなりあります。
途中すれ違った背負われて下山している人、一人座り込んで目がうつろな人…。
みんな大丈夫だったかしら…
なんとか下山してバスに。
富士宮駅から富士山を見やるとなんと冠雪…。

あの白いもの一つ一つがパチンコ玉大なのかと思うと…降りて来てほんとによかった…
さて、富士宮ですから、富士宮焼きそばはいただいて帰らないと。
居酒屋風の小さなお店。50年もやっているのだそう。
おかあさんがおしゃべりしながら鉄板でざざっとやってくれた焼きそばはふんわりもちもち。
お野菜たっぷり。いわし粉の香り。海、山、水、すべてに恵まれたこの土地ならではのごちそうで大満足。

戻ってみるとこんな記事が。
エキサイトニュース 登山道で男性死亡 静岡・富士山
ちょうど私たちが登っていた同じ時間。同じルート。
降りて来てほんとによかった…
ちゃっかりベテラン顔で油断しはじめていた自分に喝をいれられた気分。
しっかり装備して安全に楽しむように心がけます…
Posted by michi
