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実録・外道の条件/町田康

2006年5月21日

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punkを聴いてた人には踏めない踏み絵、町田町蔵=町田康。
punkというとどうも不良寄りというか反抗的とかそっち系列の印象がありますが、そのさなかに中学生だったりした私にとってはpunk=硬派というか。
まっつぐでうつくしーのぅ。。であったりします。
一方、いかにも人を泣かせようとするようないわゆる感動的なバラード等を目をつぶって歌うようなサマはどうも...
伝えたいというよりも自分が気持ちいいだけじゃん?と思ったり。それを世間的には反抗的と言うのかもしれませんが。

そのpunkなカリスマが大人になって本というかたちでぶつぶついっています。

人のあるべき姿が心の中にあるばかりに世間のいい加減さに対して心の葛藤があってみたりするようです。
でもはずかしがりで表現下手なのもpunkの本質であるわけなので、適当に自分だけ楽しめてしまう世間の人々の狭間にあってどう自分が存在していたらよいのかわからずぐっと我慢して心のなかでぶつぶつだらだら言ってしまいます。
その様がまぁ、おかしくて、おかしくて、、

ある程度ドキュメンタリーである程度フィクションなのでしょうが、「いかにもありそう」なエピソード満載で、とくに入り口が2つあるプロダクションの事務所の話には移動中の電車のなかで吹き出してしまいました。

こねこねした言い回しの独特な音感やリズムが気持ちいいのはやはりミュージシャン気質?

短時間でさらっと読めるので心のさび落としに是非。


Posted by tos